2022.10.13
環境を考える

【のこすくらし vol.3】歩くことが、SDGs達成への第一歩になる!?

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『くらしとエコと』ライターのMobi(モビ)です!
【のこすくらし】では、「誰一人取り残さない」ことを目指して、SDGsを題材に一人ひとりが今この瞬間からできることについて書いていきます。

今回は、『歩くことが、SDGsを達成するための一歩になる!?』をテーマに、散歩やウォーキングがもたらす健康への好影響はもちろん、地球環境への配慮の可能性についても述べていきます。

ぜひこの記事を読んで、一歩でも多く歩くキッカケとなっていただけたら幸いです!

1. 具体的にどれくらい歩けばいいの!?

生活習慣病の予防や健康のために推奨されている1日の歩数は「8000歩」と言われています。しかし、実際の日本人成人の1日の歩数は平均して4000歩前後とされており、半分も足りていません。

そもそも「8000歩」とは、大体どれくらいの距離なのでしょうか?

距離にすると平均して5km前後であり、これを達成するためには毎日2.5km程度多く歩く必要があります。2.5kmを歩くためには、大体30分程度の時間がかかります。
つまり、1日に30分程度の歩く時間を意識的につくることで、8000歩を達成することができるのです。

  • 毎朝30分のウォーキングをしてみる
  • 通退勤時に一つ隣の最寄り駅まで歩いてみる
  • 休憩時間にオフィスの周りをグルッと散歩してみる

歩く時間を1日30分程度増やすことも、このように日常で少し意識してみるだけで取り入れることができるのです。

2. 歩くことで、一体どんな健康効果があるのか?

では、歩くことがもたらす健康面へのメリットとは一体どんなものがあるでしょうか?

病気を防いで強い体に!

歩くことは、有酸素運動の代表格でありダイエットに効果がある運動としてよく知られています。

また、歩くことは健康面でも大きな影響があります。
中〜長時間歩くことで筋肉の毛細血管が増えて血流量が増加し、血管自体が柔軟性や弾力を取り戻して「硬化」するのを防止します。これによって、脳梗塞や心疾患等を防ぐことに繋がります。

このように、歩くことはダイエットだけでなく、様々な健康増進効果が認められています。

頭の中をからっぽにできる

体の健康だけでなく、心の健康にも好影響があります。

現代の私たちの生活は、仕事や学校で様々な刺激を受けたのち、プライベートな時間になってもテレビやスマートフォンによって大量の情報を浴びることになります。
情報過多のこの時代、脳は常に何かしらの刺激にさらされており、知らぬ間に緊張状態であり続けている可能性が高いのです。脳が緊張状態であり続けると、心が疲弊してしまい、心身共に健康を害してしまうこともあります。

「デジタルデトックス」という言葉が流行する今、最も簡単なデジタルデトックスは「歩くこと」であると言えます。歩いている時間は雑多な情報にさらされることなく、頭の中をからっぽにすることができ、自分自身と向き合うことができます。

私たちの心の健康のためには、街並みや自然を眺めながらただボーッと歩くことこそが、最も大切な時間であり簡単な方法なのかもしれません。

3. “歩くくらし” が “エコ” に繋がる

歩くことは、エコにも繋がります。

地球温暖化の原因であるとされるCO2排出量の増加問題の背景には、私たちの生活も深く関わっています。普段当たり前のように乗っている車やタクシーからCO2は排出され続けており、日々地球環境に影響を与えています。

また、電車や新幹線等の移動手段において使用される電気(エネルギー)は、私たちの暮らしに欠かせないものである一方で、多くの問題もあります。

こうした中で、私たちが今すぐにできることは「歩ける距離は歩く」ということでしょう。
日常の暮らしの中で何気なく使っていた移動手段を、「乗り物」から「歩く」に変えてみることが、地球環境への配慮の一歩であるとも言えます。

まとめ:30分歩いてみる!

今回は「歩くこと」がもたらす、私たちのくらしの充実や環境への影響について述べてきました。
SDGsを達成するためには、私たち自身が心身ともに健康であり続けることがすべての土台であり、私たちが暮らす地球環境に配慮することが大切になります。

<今日、のこすこと>
【のこすくらし】では、 「今すぐにできる行動」を “今日のこすこと(きょうのこ)” というコーナーで書いていきます!

今回の “きょうのこ” は、『30分歩いてみる』です。
歩くことで心身共にスッキリし、歩くことが地球環境への配慮の一歩になります!

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