はじめまして!『くらしとエコと』ライターのMobi(モビ)です。
【のこすくらし】では、「誰一人取り残さない」ことを目指して、SDGsを題材に一人ひとりが今この瞬間からできることについて書いていきます。
第1回となる今回は、『SDGsは、私たちの生活に関係があるのか?』をテーマに、読者のみなさんにとってSDGsが少しでも身近なものに感じていただける記事を書いていきます。
この記事を読み終えたあと、SDGsに少しでも当事者意識を持ってもらえたら幸いです
1. 【大前提!】そもそもSDGsとは?
そもそも「SDGsとは一体何か」をご存じですか?
SDGsとは、持続可能な社会の実現のために2015年に国連サミットで採択された世界的な目標(Sustainable Development Goals)のことです。地球上の「誰一人取り残さない」ことを原則に、2030年までに達成する「17の大きな目標」と「169の具体的な目標」から構成されています。
多くの企業が注目している!?
近年、多くの企業がSDGsに沿った事業を展開しており、公式サイトにSDGsへの取り組みを掲載しています。
企業にとってSDGsを取り入れることは、投資家からの評価向上、顧客からのイメージアップ、従業員のモチベーションアップ、採用ブランディングなど、様々なメリットがあるとされて注目されています。
例)
TOYOTA:
着々と近づいている期限
2015年にSDGsが採択されて7年が経ち、2030年まで気づけば折り返し地点を迎えようとしています。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- 気候変動に具体的な対策を
これらは、SDGsで掲げられた17の目標の一部です。はたして、2030年にはSDGsで掲げた目標を達成し、豊かな社会を創造することができるのでしょうか。
筆者は、これらの問いに自信を持って「できる!」とは言うことができません。そして、筆者と同じように自信を持って達成できるとは言えない人がほとんどではないかと思います。
着々と近づく期限までに、私たちは何ができるのでしょうか。
2. SDGsは、果たして私たちの生活に関係があるのか!?
一方で、「SDGsって、そうは言っても自分にはそこまで関係のないことでは」と思ってしまうのが正直なところではないでしょうか。
日々の生活で10年先の社会や地球のことを見据えた行動をしている人なんて、実際のところほとんどいないでしょう。むしろ、毎日を豊かに暮らすことができている人にとっては、SDGsを自分ごとにする方が難しいかもしれません。
では、SDGsは私たち一人ひとりにとって全く関係ないものなのでしょうか。
「人」を大切にしなかった先に
SDGsの項目には、「貧困」「人権」「教育」をテーマにしたものがあります。こうしたテーマは、日本という国で豊かに暮らしている人にとってはあまり馴染みがないように思えるかもしれませんが、実はそうでもないのです。
事実、厚生労働省が発表した『平成28年国民生活基礎調査』によると、日本人の15.7%は相対的貧困(その地域や社会の大多数より相対的に貧困であること)であると言われています。たとえば、電車に乗った時に近くにいる6人の乗客のうち1人は経済的に問題を抱えていると考えると、驚きでしょう。
また、ジェンダー問題やLGBT問題は、私たちの身近なコミュニティ内で起こり得ることです。人権に関する繊細な問題であるがために、いざ自分が直面するとどのように立ち振る舞えばいいのか分からなくなる人も多いといいます。
さらに、義務教育制度が確立している日本においても、経済問題や地域格差などによって質の高い教育を受けたくても受けられない人がいます。
このように、SDGsは決して他人事ではないのです。
「地球」を大切にしなかった先に
SDGsの項目における「地球環境」や「世界平和」に関するテーマをおざなりにすると、どうなってしまうでしょうか。
私たちの生活に欠かせない石油や石炭、天然ガスなどの資源は有限であり、いつかは無くなる日が来ます。
▷参考:
また、海や森林などの自然環境を犯すような行為は、結果的に私たちの健康被害に繋がります。事実、高度経済成長期の日本では公害が大きな問題となり、現在も新興国では公害による健康被害が問題となっています。
さらには、戦争が起これば世界の経済バランスが崩れてしまいます。現に、他国同士の戦争であっても日本に住む私たちの生活にも影響があることは、2022年に身を以って実感したことでしょう。
3. 【のこすくらし】で伝えたいこと
【のこすくらし】では、2030年に世界中でSDGsが達成され、今より少しでもより良い社会になることを目指し、筆者独自の視点から記事を書いていきます。
小さな小さな一歩から!
そうは言っても、いきなり「環境問題を解決しよう!」や「世界を平和にしよう!」と言っても、大きな話過ぎてイメージが湧きづらいかもしれません。
【のこすくらし】では、そこまで仰々しいことは言わずに、誰でも今この瞬間からできる小さな一歩を提案していきます。企業や団体がやるような大きなプロジェクトでなくとも、私一人ひとりが今すぐにできる一歩を少しずつ踏み出していくことが、SDGs実現に向けて必要なことであると考えているからです。
誰一人取り残さないために、“のこすくらし” を
SDGsの原則である「誰一人取り残さない」を実現するために、私たち一人ひとりが社会や地球に遺せることがあります。寄付や節電、リサイクルはもちろん、日常の意外な行動の中にも遺せることはあるはずです。
そして、そうした行動をすることで私たちのくらしの豊かさに繋がることができたら最高でしょう。
【のこすくらし】では、誰一人取り残さないためにできる小さな一歩を提案していきます!
まとめ:SDGsに関する記事を見てみる!
誰一人取り残さないために今日からできるワンアクション「今日、のこすこと(通称:きょうのこ)」を最後に書いていきます。
今回の “きょうのこ” は、『SDGsに関する記事を見てみる』です。
まずはSDGsへの理解を少しでも深め、日々のくらしの中でどんな行動ができるか考えてみることがスタートではないでしょうか。下記の記事を参考に、ぜひ調べてみてください!