『くらしとエコと』ライターのMobi(モビ)です!
【のこすくらし】では、「誰一人取り残さない」ことを目指して、SDGsを題材に一人ひとりが今この瞬間からできることについて書いていきます。
今回のテーマは『肌に触れるものこそ、良いモノを』です。
日用品、衣類などの「肌に触れて毎日使うもの」を買う時、なるべく安く済ませようとしていませんか?この文章を通じて、日々の買い物をより良いモノにするための少しのヒントを得ていただけたら嬉しいです!
1. 消費者は商品を買うときに何を重視する?
私たちが商品を購入するとき、選ぶ基準は「機能」「品質」「体験」などたくさんあります。その中でも、消費者が重視している指標は何でしょうか?
一般的には「価格」が最も大きいと言われています。つまり、「いかに安く買えるか」です。
昨今の物価上昇の影響もあり、安い商品を選ぼうとする考えが一層強まっています。正直、筆者も「できることなら安い方がいい」という考えがあることは否定できません。
また、日々の食料品をはじめ、肌に触れて毎日使う日用品(石鹸や歯磨き粉など)や衣類(下着など)こそ、とにかく安く済ませようとしている方も多いのではないでしょうか?
2. 「安ければ安いほどいい!」のワナ
安い商品を購入することには、当然メリットばかりではありません。価格を下げられていることにはそれなりの理由があります。
安い商品には、どんなデメリットが隠れているのでしょうか?
品質が落ちる傾向にある
安い商品は、品質が落ちる傾向にあります。
食料品であれば、添加物が多分に含まれており、決して健康に良いとは言えない商品があることも。石鹸や洗剤等の日用品であれば、ほとんど効果が期待できない成分ばかりで構成されていることもあります。
食料品は自分の体内に入り、日用品や衣類は自分の肌に触れるものです。毎日使うものだからこそ、より良い品質の商品を選びたいものです。
薄利多売の裏側
中には、安くて品質の高い商品もあります。特に、衣類が典型例でしょう。
「ファストファッション」と言われるように、大量生産と大量消費によってマーケットが作られています。消費者は、高品質な商品を安く手に入れることが当たり前と感じる時代となり、若者はもちろん幅広い年代も「服を買う=ファストファッション」がスタンダードになりつつあります。
しかし、安く大量につくられている裏側には、様々な問題があることも事実。大量生産と大量廃棄による環境負荷の問題や、安全面や人権面が保証されていない労働環境の問題があります。
サステナブルな社会が求められる中、「安くて良い商品=正義」とは必ずしも言い切れません。
まとめ:毎日使うからこそ、体にも環境にも優しい「良いモノ」を
体内に入り、肌に触れるものは品質の良いモノを選んでみる。
毎日使うからこそ機能も体験も豊かなものにしてみる。
- お風呂
- 歯磨き
- 手洗い
- 肌着
- 料理
このようなシーンで使うものを選ぶとき。単純な「安さ」だけではなく、その商品の「機能」「品質」「体験」を重視して選んでみてはいかがでしょうか?
<今日、のこすこと>
【のこすくらし】では、 「今すぐにできる行動」を “今日のこすこと(きょうのこ)” というコーナーで書いていきます!
今回の “きょうのこ” は、『食料品や日用品、衣類を買うとき ”ちょっと良いモノ” を選んでみる』です。良いモノを選ぶことで、健康にも環境にも優しい「新しい購買体験」を感じてみてはいかがでしょうか?