『くらしとエコと』ライターのMobi(モビ)です！
【のこすくらし】では、「誰一人取り残さない」ことを目指して、SDGsを題材に一人ひとりが今この瞬間からできることについて書いていきます。
今回のテーマは、『未来のくらしのために必要なお金の準備』です。
SDGsの項目である「10. 人や国の不平等をなくそう」を取り上げ、経済的な不安を少しでも解消するために必要なことについて書いていきます。
1. 今からたくさんのお金を準備する必要がある！
2022年10月現在、物価上昇が大きな問題となっており、日々の家計を苦しめています。
しかし、私たちには「人生３大支出」と呼ばれるような大きな支出がこの先に待っています。つまり私たちは、現状の物価上昇問題の中で、将来必要になる大きなお金を同時に準備しなくてはならないのです。
1億円
人生で大きな支出が３回あるとされており、これを「人生３大支出」と呼びます。一つずつ見ていきましょう。
一つ目は、「教育資金」です。
子ども一人につき、合計1000万〜2000万円の教育資金がかかるとされています。将来子どもを考えている方や現在小さな子どもがいる方はここをしっかりと準備しなくてはなりません。
二つ目は、「住宅の購入資金」です。
日本国内の持ち家率は60％を超えているとされています。もちろん住む場所や家にも寄りますが、数千万単位のお金がかかってきます。
三つ目は、「老後資金」です。
夫婦がゆとりを持って暮らすには2000万円が不足すると言われている「老後2000万問題」も話題となりました。年金受給のタイミングや額にも不安が募る中で、こうしたお金を準備していかなくてはなりません。
このように、必要か必要じゃないかは個人によって異なるものの、1億円前後のお金を準備する必要があるのです。
お金が理由で大切な人を守れなくなってしまう
物価上昇により家計が苦しい状況となっている中、未来のためにたくさんのお金を準備していかなくてはなりません。こうした状況の中、適切な準備をしないとどうなってしまうでしょうか？
経済的問題を抱える中では、趣味や余暇を楽しむことができなくなってしまい、喜びを感じることが少なくなってしまうかもしれません。
さらには、子どもに最大限の教育を届けることができなかったり、家族を守ることができなくなることもあるでしょう。
お金の準備ができているかどうかによって、自分自身はもちろんのこと、大切な人の人生を大きく左右する可能性があるのです。
2. 支出を見直し、くらしを見直す！
少しでも経済的安心を手にするために、未来のお金の準備をするために今すぐにできることはなんでしょうか？
“ラテマネー” を減らす！
まずは、日々の支出を見直すことがすべてのスタートです。
「毎日なんとなく買ってしまっている一杯400円のカフェラテをやめると、1年間で144万円も浮かすことができる」ということから生まれた、日々の少額の浪費を指す “ラテマネー” という言葉があります。自分にとってのラテマネーを少しずつ減らしていくことが、大きな大きなお金を生み出すことに繋がるのです。
“くらし” を見直す！
支出を見直す意味では、「持ちすぎないくらし」も一つの方法です。
- ミニマリスト
- シンプリスト
- 丁寧なくらし
といったように、モノが雑多にならずシンプルに生活していくなど、日々の消費の形そのものから見直してみることが未来のお金の準備をするためのキッカケとなるでしょう。
正しい知識を持って資産運用をしてみる
さらには、資産運用をしてみることも一つです。
国が推奨する制度である「NISA / つみたてNISA / iDeCo」といったものから資産運用をスタートし、少しずつ未来のためにお金を準備していくことも大きな一歩です。ただし、決して簡易なものではないため、正しい知識を持った上でスタートすることが必要です。
まとめ：支出を見直し、一歩ずつ未来へのお金を準備していく
いかがでしたか？
現在は物価上昇などの問題があり、家計を苦しめている現状があります。しかし、こうした状況の中で、未来に必要になるお金を準備していかなくてはなりません。もし準備ができないと、自分自身も大切な人たちも守ることができなくなってしまうのです。
SDGsの項目である「10. 人や国の不平等をなくそう」を達成するために。
未来のくらしのために、“お金” というものとしっかりと向き合い、一歩ずつ準備をスタートしていくことが大切になります。
＜今日、のこすこと＞
【のこすくらし】では、 「今すぐにできる行動」を “今日のこすこと(きょうのこ)” というコーナーで書いていきます！
今回の “きょうのこ” は、『ラテマネー(＝なんとなく続けている少額の浪費)を減らす！』です。未来に必要になるお金の準備のために、まずは日々の支出習慣から見直してみてはいかがでしょうか。